
全国の求人採用コンサルティングを行っている株式会社ナインデザイン制作部の藤田です。
9月末に全国で緊急事態宣言が解除されて、昨日には東京都が25日以降、飲食店などへの時短営業要請の解除などを決定したと発表しました。
ナインデザインがある熊本市も10月15日から飲食店が通常営業になり、先日、早速夜ご飯を食べに居酒屋へ行ってみたところ、予約なしのお客さんも続々に入店し、最終的にお断りしているようでした。飲食店にどんどんお客さんが入り、元の賑わいを取り戻しているようでうれしくなりますね。
ただ嬉しい反面、長い間、緊急事態宣言や蔓延防止措置が発令されていたため、アルバイトがシフトへ入れなくて離れてしまった飲食店も多く、今後は飲食店の人手不足が全国的に深刻になってくると言われています。
そこで今回はアルバイトに絞った効率的な求人採用活動をご紹介します。
まず、どんな求人採用活動を行われていますか?
アルバイトであれば、アルバイト求人媒体やお店にチラシを張るなどは当たり前に行っていらっしゃると思います。
「時給が高い」「賄いが食べられる」など、魅力的な条件があれば人は集まりやすいですが、他の飲食店も募集をかけている中、他のお店と違う条件を出しているような魅力的なところはすでにスタッフも充足していて、募集をかける必要もないと思います。
募集をかけて、応募を待つという受け身の姿勢から、効率的に採用活動を行うためにリファラル採用をやってみませんか?
ひとつ前の記事「全社員がリクルーターになる!?リファラル採用の整え方」でも紹介していますが、働いているスタッフから友人、知人、学校の先輩後輩を紹介もらったり、来店してくれたお客さんをスカウトして採用するというリファラル採用が効率的に長く働いてくれるようなスタッフを早く採用するのに、一番適しています。
実際に某ファストフード店でも以前、アルバイト数をその時の2倍に増やす必要があったとき、優秀だと思うアルバイトに「笑顔が素敵で、こんな人と一緒に働きたい」と思ったお客さんが来店された時にスカウトして、面接や採用を行ったこともあるようです。
リファラル採用ってどうすればいいの?
リファラル採用のやり方は簡単です。
スタッフに一緒に働いてみたいと思うような知り合いに紹介してもらうだけ。働いてくれているスタッフが一緒に働きたいと思うような人材であれば、お店の価値観にマッチした人材を紹介してくれることでしょう。
また、紹介を頼むスタッフへのお店の価値観=を事前に共有することも重要です。
ここでいう価値観とは「お店として大切にしている考え方」です。例えば、店長であるあなたは「アルバイトの人も主体性を持って働いて欲しい、仕事の効率など考えながらやってほしい」と思っている時に、せっかく面接にきてくれた人は「言われたことだけやってればいい」と思っている方であればどうでしょう。例に出した内容は極端ですが、店長とスタッフの価値観が合っていないと定着も難しくなり、すぐに辞めてしまうということも起きかねません。
また長年働いていてくれているスタッフもなんとなく価値観を共有できていても、言語化できてない場合もあります。
そういう時のために、ネット上で見れる簡単なサイトやSNSなどを通して、店長自ら伝える必要があります。そういったものを見てもらうことは今のスタッフとの価値観の再共有も行えます。
さいごに
今回は、早く価値観がマッチしたアルバイトを採用するための採用手法について書きましたが、今後スタッフの入れ替わりがあったときに継続的に採用しやすい流れを作ることも必要です。
記事内で紹介しましたが、価値観を共有する方法としてSNSやオウンドメディアを利用して、情報発信を行う手法であったり、費用をかけなくても長期的に活用できる媒体などをご用意できますので、もう採用活動に悩みたくない!!という経営者の皆様は是非、弊社へお問い合わせください!弊社でコンサルタントを行った事例ややり方などを紹介したオンラインセミナーも毎月開催しております。
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