
こんにちは、ナインデザイン保守管理を担当しております、中山です。
今回は、2021年度の9月〜12月にかけて、これから年末にかけての採用市場の動きを予測し、ご紹介できればと思います。
採用市場とは
こちらは、以前にも別の記事ご紹介いたしましたが、売り手市場と買い手市場における需要と供給での取引市場となります。
また、近年では新型コロナウイルスの影響を受けているように、時代や情勢の変化を受けることもあります。
例年の採用市場の動き

引用:「一般職業紹介状況(令和元年12月分及び令和元年分)について」(令和2年1月 厚生労働省)
9月以降の秋から冬にかけては、新卒者が動くというよりは、転職者の採用活動が活発となります。
それに合わせ、企業側も中途採用の求人を多く出す傾向にあります。
転職者が動く理由としては、ボーナスを受け取ってから転職しようと考える求職者が多いためです。
また、9月、10月は求人数・求職者数共に多くなりますが、11月、12月にかけその数は減少いたします。
企業にとっては、9月、10月が採用に適した時期だといえます。
年末にかけ採用市場は落ち着きますが、翌1月から春にかけ、新卒採用も含め、採用活動は活発になっていきます。
2021年度の採用市場の動き(予想)

https://www.city.nichinan.lg.jp/main/info/data/9692a50ff4f8f7fc73210d9f790ff812.pdf
引用:「一般職業紹介状況(令和2年12月分及び令和2年分)について」(令和3年1月 厚生労働省)
こちらは、去年の9月〜12月のデータとなりますが、新型コロナウイルスの影響を受けたこともあり
前年の上記グラフに比べると、数値が大幅に減少していることがわかります。
特に新規求人数は、約10万単位で減少しており、2021年度の現在もコロナ収束の見込みは立っていないことから
採用市場にも影響を受けることは間違いないといえます。
あくまで私の個人的な予測ではありますが
9月〜12月にかけて新規の求人数は昨年とほぼ同数となると予測しております。
これは、2021年度の有効求人数がほぼ横ばいとなっており、大きな変化がないためです。
新型コロナウイルスの収束の目処も立っていないことから、昨年に比べ変化は少ないと考えております。
また、新規求職者数ですが、9月〜12月にかけて昨年よりも減少すると予測しております。
こちらは、昨年より約1年間を通して、有効求職者数が減少しているためです。
この減少傾向は、現在感染が拡大している影響もあり、年末まで続く見通しだと考えております。
まとめ
2021年度は9月〜12月にかけて、昨年同様に厳しい採用状況になると考えております。
しかし、ワクチン接種が進み状況が緩和されることで、新年から春先にかけての求人数・求職者数が増加する可能性もあります。
また、状況が変わり次第記事にてお伝えできればと思います。