
全国の求人採用コンサルティングを行っている株式会社ナインデザイン制作部の藤田です。
人材不足でお困りの中小企業さん、貴社の求人採用サイト、または募集要項に「明るくて元気な人」というキーワードは書いてありませんか?
そのキーワードがあったら、今すぐ変えてください!そのキーワードがあったら求人採用はうまくいきません。
「明るくて元気な人募集!」はなぜ大失敗するの?
募集要項や求人採用サイトの求める人物像に「明るくて元気な人」と書いてあるケースをよく見ます。
よくあるパターンですが、「明るくて元気」というのは一体どの基準でそう書いてあるのでしょうか?
ここで質問です!
Q.「明るくて元気な人」と書いてある募集要項に、自分は明るいから大丈夫!と思って応募をしました。
ですが、面接前に家族とケンカをしてしまい、気分は落ち込んだまま、面接会場へ向かいました。
面接だから明るくしなきゃと思っていてもどうしてもケンカしてしまったあとでは、気持ちが乗りません。
面接官にはどのような印象に移るでしょうか?
A.答えは「明るくて元気」という面接官の基準次第です。
はっきりした答えではなくてすみません・・・
ですが、通常30分から1時間の面接時間で明るいかどうか、元気かどうか判断するのは面接官個人の基準に当てはめて判断するでしょう。
いつもは明るくて元気と周りから言われても、面接では緊張している上にその前後の気持ちの浮き沈みも加わって、本来と違う印象にみえることも多いものです。
だからこそ、「明るくて元気な人」というキーワードは危険なのです。
他にも「アットホームな会社です」と書いている募集要項も多いですが、あまりいい印象を受けることはないでしょう。
求めてる人物像は具体例で表すといい
明るいや元気といったキーワードは求めている人材の人物像を表すものです。
そういった人物像は具体的なシーンで表すといいのです。
例としては20代が中心の会社で、休憩中は元気にわいわい雑談しているような会社で落ち着いている人よりも元気な明るい人のほうが合うなーと思うのであれば、具体的に、「休憩中はわいわいとスタッフ同士で雑談を楽しんでいる会社です。」などイメージしやすいように募集要項や求人採用サイトに書くと雑談が好きな明るい人が自然と集まってきます。
そういった具体的なシーンが想像できるように書くと求職者は貴社で働いているイメージが湧いてきます。
求めている人物像を工夫するだけでも応募数が変わることはよくあることです。
一度、出している求人を見直してみましょう!
さいごに
今回は求めている人物像の書き方について書きました。
ですが、どういった人材が必要なのか、またどういった人が会社にあっているか、わかっていないと言葉としては表せないものです。
そういった求める人物像から要項の添削や求人に大切なポイントをお伝えしているセミナーを開催しています。
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