こんにちは、制作部の巻です。
これから求人採用に力を入れていこうと考えている介護業界の方々へ、
「面接で他社が見ているポイント」って気になりませんか?
今回は実際にネット上で見られた不採用理由を拾い集めてまとめてみました。
①最低限の身だしなみができているか
どんな業種でも共通しているポイントですが、介護職はサービス業なので特に重要視される傾向にあります。
利用者さんからの印象はもちろん、ご家族と接する機会も多くなるので、悪い印象を与えないよう
最低限の身だしなみはクリアしないといけません。
大切な家族である利用者さんの命を預けているので、少しでも不安になるような要素は排除したいと考える施設が多いようです。
②前職の悪口を言う
応募者の方へ前職を辞めた理由を尋ねる機会は多いと思います。
ここで前職のネガティブな不満を言う応募者にはマイナスをつける面接官が多いそうです。
理由は、会社に対する不満を抱きやすい → 入社してもすぐ辞めてしまう と判断するため。
実際にそのような結果になるのかは分かりませんが、すぐに退職されてしまっては無駄なコストとなってしまいます。
人手不足の介護業界だからこそ、長く働いてもらえる人をしっかり捕まえましょう!
③コミュニケーションを取りづらい性格
①と共通する内容にはなりますが、介護職は「介護サービス業」と呼ばれるように
利用者さんとのコミュニケーションを取りながら生活介護を行うことが主なお仕事です。
やる気があっても利用者さんとの意思疎通がうまくいかなければ、仕事全体が滞ったり
職員同士・ご家族との間でクレームが発生することも考えられます。
「介護職は明るく元気な人がいい」と考えている経営者が多いのはこういったトラブルを経験されているからかもしれませんね。
④(未経験の場合)志望動機
弊社の基本的な考え方として、あらかじめ準備された志望動機にはあまり意味がないことが多いです。
面接官は定番だからという理由だけで尋ね、応募者側も事前に考えた文章を暗記していることがしばしばあるため、
深い意味のないやりとりになってしまうからです。
しかし、介護職はハードな職業です。
特に未経験者の離職率は高く、待遇や介護そのものの大変さを目の当たりにして短期間で辞めてしまうことが多い状況です。
それを防ぐために「なぜ介護業界を目指そうと思ったのか」という覚悟を確認するという意見が見られました。
ここで志望動機を聞くだけでなく、返ってきた回答をどんどん掘り下げて熱意を確かめることがおすすめです。
⑤家事経験のある方
珍しい意見として、こちらをあげている方がいらっしゃいました。
生活に関わるお世話をする仕事なので、まず生活のことがよくわかっている方に来てもらいたいという考えなのかもしれません。
家事も仕事も優先順位を考えたり、効率的な方法を試行錯誤したり、家族(利用者)が気持ちよく過ごせるような環境づくりをしたり…
最近は男性の方でも主夫として家にいるというパターンもよく聞かれますが、
そのような方も介護職の適性があるのかもしれませんね。
まとめ
今回は介護職を面接するときに見ているポイントについてお伝えしました。
面接官だけで決めるよりも、実際に現場でどのような人が求められているのかインタビューするのも有効かも知れません。
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