
こんにちは、ナインデザイン保守管理を担当しております、中山です。
この記事では、新型コロナウイルス禍での採用について、何かと耳にする「オンライン採用」についてお話ししたいと思います。
オンライン採用とは
オンライン採用とは、説明会や面接など求職者と接する機会に、webを用いて行うことです。
なぜ、昨今でオンライン採用の普及が高まっているのか、皆さんもお気づきのことかと思いますが、新型コロナウイルスの影響で、対面で説明会や面接を行うことで、感染のリスクが高まるためです。
また、今後新型コロナウイルスに関わらず、この情報化社会においてオンラインを活用しての採用は、当たり前の世の中になると考えております。
2020年度のオンライン採用における調査
HR Techスタートアップ 株式会社ZENKIGENと株式会社シード・プランニングの共同の調査結果において、以下のような結果が得られる形になりました。
2020年の新卒者オンライン採用率は57.6%
新卒者のオンライン採用の導入は、全体の9割が2020年に開始
2020年に新卒者のオンライン採用を導入した理由は「新型コロナウイルス感染症拡大対策のため」が全体の約95%
オンライン採用導入企業の75%が、2021年度以降もオンライン採用を継続予定と回答
2020年より企業が高い割合でオンライン採用を進めていることがわかります。また2021年度もオンライン採用を継続する企業が多く、今後新型コロナウイルスに関係なくオンライン採用が普及していくと考えております。その一方で課題も浮き出てきた状況だと思います。
https://www.city.nichinan.lg.jp/main/info/data/9692a50ff4f8f7fc73210d9f790ff812.pdf
引用:企業の新卒採用、オンライン導入率は57.6%、全体の9割が2020年にオンライン採用を導入開始
オンライン採用のメリット・デメリット
このオンライン採用が必ずしも全ていいというわけではありません。メリット・デメリットがあるため適切に採用を進めていくことが重要です。
○ メリット
- 時間と場所に関係なく採用活動が行える
- 応募者の金銭的負担を軽減できる
- 応募から採用までのスピードを早めることができる
オンラインで採用活動を進めることができるので、時間や場所に左右されることがありません。また、応募者が面接のたびに来社するといったこともありません。県外からの応募だった場合、交通費が膨らむこともありオンライン採用であればその心配もありません。また、時間や場所に左右されないこともあり、応募から採用までの進行も早めることができます。
△ デメリット
- 応募者の表情や姿勢を読み取ることが難しい
- 通信状態が不安定だと進行に支障をきたす
- 会社の雰囲気を伝えることができない
オンライン採用ということですので、モニター越しに応募者と接することになり、本来であれば選考する過程で、対面の面接で応募者の表情などを観察する必要がありますが、モニター越しだと表情を読み取ることが非常に難しいです。また、相手の通信状況により音声や映像が途切れ途切れになり進行がうまくできな場合もあります。また、来社をしない形となるため、会社の雰囲気を応募者に伝えることができません。
まとめ
今後の企業の対応としては、オンライン採用で使用するツールの使い方等への理解力、また、対面とは違いオンライン面接における選考において応募者を、どう評価するのか見直すことが重要になってきます。