果たしてペッパー君は飲食サービスの救世主になれるのか?
という、タイトルですがみなさんどう思われます?
この写真は、弊社のすぐそばにある「はま寿司 嘉島店さん」です。
入店するとペッパー君が話しかけてくれます。
彼は何をしているのかというと、来店客を席へ誘導する係です。
これまでペッパー君がいなかった時は、ペッパー君の向かって右手にある機械がそれを担っていたわけですが、都度店員さんが来てお席に誘導するという業務が発生しておりました。
ところが、このペッパー君の登場によりこう変わりました。
「いらっしゃいませ」の元気良いご挨拶もそこそこに、「何名様ですか」「お席の希望はカウンターですか、テーブルですか」と質問をしてくれます。
来店客はそのアナウンスに従って、1名、カウンターというアクションをパネルで行うわけですね。
そうすると、右側の機械から席の番号が書かれたレシートがプリントアウトされて出てくるわけです。
さらに店内アナウンスが流れ、「お一人様、カウンター9番席」と店員さんにも知らせるわけです。
以前のペッパー君がいなかった時と比べると、ホールにいるスタッフ数が平均で2名ほど減ったような気がします。何名減っているかはシフトを見せてもらってないのでわかりませんが、間違いなくスタッフの数が減ってるのは事実です。
さて、ここで衝撃的な統計が出ております。
2025年に、飲食などのサービス業のアルバイト、パートの数は
583万人 足りなくなるということ。
今現在で約280万人のアルバイト、パートが足りないといわれておりますので、約倍の人材が足りないという時代になるということです。
さてさてこれからどのように生き残っていくのか、各企業の人材に対するあり方が問われる時代がすでにはじまっています。
で、ペッパー君の導入は確実にありと言えますが、一つ注意点がございます。
御年配のお客様は
「こら、なんな?(これは何ですか?)」
「こら、どぎゃんすっとな(これはどう操作するんですか?)
と言う大声とともに店員さんが呼ばれることがあるので、用心しなはれやー!