求人採用の基礎を学ぶ
公開日:2022.12.22 更新日:2022.12.26

あなたの職場にもいる?上司を悩ます「指示待ち人間」の活かし方!

ナインデザインのライター担当の田代と松村です。

突然ですが質問です。あなたの部下にこんな人いませんか?

  1 指示がないと動かない。自発性がない。
  2 指示の内容が伝わらない。指示通りに動いてくれない。
  3 ミーティング中も発言しない。やる気が感じられない。
  4 報告が遅い。特に悪い報告はギリギリ。

周りがイライラや悩みを抱える指示待ち人間

せっかく採用できた新人がこんな指示待ち人間だったら、頭を悩ませてしまいますよね?
実際にそんな指示待ち人間がいる職場も多いのではないでしょうか?
しかし、そんな指示待ち人間も、周りの対応次第で仕事のパフォーマンスが大きく変わるんです!

ここでは、どうして指示待ちになってしまうのか・どうすれば自主的に行動できるようになるのかをお伝えしていきます。
会社に指示待ち人間がいて困っているというあなたも、これを読めばもっと仕事がスムーズに進むようになりますよ!

指示待ち人間とは

指示待ち人間とは、どの様な人を指すのか学んでいきましょう。

自発的に考えて行動に移せない人

「仕事において自発的な行動が取れず、周りからの指示を待っている」そんな指示待ち人間はあなたの職場にいませんか?
指示通りの仕事をするという点においては従順で真面目と言えますが、今自分に求められていることは何かを考えたり、それを行動にうつしたりすることが苦手な人に多いと言えるでしょう。
後者のように考える力はあっても「行動に移すタイミングが分からない」「勇気が出ない」「不安が大きく動けない」などの理由で、指示待ち人間になっている場合もあるようです。
指示待ち人間と言われる人たちは自発的に動ける人と比較されやすく、マイナスな印象を持たれることが多いのが現状です。

ゆとり世代が問題?

ゆとり教育とはこれまでの教育方針の転換により、学習内容の縮小化が行われ課外授業や家庭での教育時間を増やすことで、個性や自身の力を伸ばすという教育方針です。
指示待ち人間はゆとり教育の弊害だ!なんて思っていませんか?実は違うんです!
実際にはこのゆとり世代と呼ばれる人たちには、若くして起業し成功をするなど社会的に活躍するリーダーが多く存在しています。
そのため、必ずしもゆとり教育と指示待ち人間を関連づけることは難しいのではないでしょうか?
世代に関わらず存在している指示待ち人間。具体的にはどんな特徴があるのでしょうか?
確認してみましょう!

指示待ち人間ってこんな人!【指示待ち人間特徴9選

せっかく採用できたのに、指示待ち人間で困った経験をお持ちの採用担当者は多いのではないでしょうか。
ここでは指示待ち人間特有の考え方や特徴を9つ挙げていきたいと思います。

1・自分の考えがない漠然とした質問

自主的に考えることが苦手な指示待ち人間は、漠然とした質問をする特徴があります。
例えば「ここは○○○だと思うのですがこのまま進めても良いでしょうか?」と質問をしてくる自発性のある考え方とは対照的に「何をしたら良いですか?」「どうしたら良いですか?」というように具体的な対応を含めずに質問してくる特徴があります。

2・決断力がなく優柔不断

行動を起こす時に自分の決断に自信が持てず、誰かに答えを仰いでしまう。そんな優柔不断さも指示待ち人間の特徴と言えます。

3・自分の意見がない?言えない・言わないんです

自分の中に意見が見つかっていても「間違っていたら‥」「怒られたら‥」という不安から、自分の意見を言えない指示待ち人間もいます。
このような人は周りから「何も考えていない」「何もできない」「無能な人」などのマイナスイメージを持たれる恐れがあります。
上司や同僚に萎縮して質問ができないことも。
「○○しましょうか?」「時間が空いていますので○○して良いですか?」という質問を指示待ち人間はためらいがちです。
「自分ができるかな?」「余計なお世話では?」「失敗したらどうしよう」などの気持ちが先行してしまうためです。

4・失敗して怒られるのが嫌だ!責任を負いたくない‥

自分の中ではこう動くべきだと分かっていても行動に移さない指示待ち人間もいます。
自分の行動によって問題が起きたり注目を浴びたりするなど、責任を負いたくないという不安が強いのがこのタイプでしょう。
問題が起きた時に「責任の所在が自分になければ怒られない」と考える方が多いようです。

5・やりがいを感じていない

仕事にやりがいを感じていない指示待ち人間も存在します。
自分のやりたい仕事ではないから「言われたことだけやっておこう」「余計な仕事を増やしたくない」という消極的な気持ちから、指示待ち人間になってしまうこともあるようです。

6・どんな評価をされているか興味がない

指示待ち人間には自分の評価や立場に関心のない人もいます。
周りから高い評価を受けたいという関心が薄く、忙しい状況でも「何かお手伝いしましょうか」「◯◯しておきます」という申し出をすることなく指示を待っている状態と言えます。
このような人は仕事に対する責任感が薄いと言えるでしょう。

7・意欲が不足して業務内容を分かっていない

仕事に対する意欲が不足しているので業務内容を把握できず、自分で物事を判断して行動にうつせない指示待ち人間も存在します。
日々の業務を作業としてただ単調にこなすだけで、業務の優先順位や業務内容の本質を理解していないことも。
このような状況で指示待ち人間が行動に移すと大きなミスや問題を起こしてしまうかもしれません。
自分がどのような立場で、どのような役目を持っているのか理解していない場合も考えられます。
組織の一員としての自覚が不足し、何処か他人事のように考えているため「立場」「役割」を理解せずに指示待ち人間になっているパターンがあるようです。

8・どうしたら良いかわからない!臨機応変な対応ができない!

これまでも挙げてきたように、指示待ち人間は自主性をもって考えたり行動したりすることが苦手です。
仕事において、自分で判断して動かなければいけない状況は必ず発生しますが、そのような場面での臨機応変な対応を指示待ち人間は苦手とします。
何かトラブルが起きても自分のことで精一杯になってしまい、指示があるまで行動に写せないといった人も多いようです。

9・合理主義者

合理主義な考えを持つ人は面倒なことを避けたい、余計な仕事は増やしたくないと考えるため指示された業務以外はやりたがりません。
自分で考えて行動することができないのではなく、指示された業務のみをキッチリこなしている指示待ち人間は中年層に多くみられます。

指示待ち人間を生み出す原因

周囲の人が困ってしまう、指示待ち人間を生み出す原因を見ていきましょう!

指示待ち人間になる原因とは?

ではなぜ彼らは指示待ち人間になってしまったのでしょうか?その原因について考えていきましょう。
原因の一つとして、人格形成に大きな影響を与えるとされている「過ごしてきた環境」によって、指示待ち人間になってしまったことが挙げられます。
仕事をする上で、身近に頼れる人間・仕事が出来る人間がいると、その人を中心として仕事が回しがちになります。
そうすると、自分で考えて動かなくても仕事が成り立ってしまうため、自然と「自分は指示を待てばいい」と考えるようになり、いつの間にか指示待ち人間になってしまうのです。

このように、指示待ち人間が形成される環境の特徴を下記にまとめました。

物事を決めるのが周囲の意見だった

子どもの頃から家庭や学校から「◯◯しなさい」と指示を受けることで自分の意思から行動に移す習慣がなかった場合、指示待ち人間になりやすい環境であると言えます。
周りに頼って物事を進めてきたという人は、社会においてもこのように周囲へ行動を委ねてしまう傾向にあります。

完璧主義者の存在

仕事において、周囲に完璧主義者がいる場合も指示待ち人間になりやすいでしょう。
完璧主義者は、細かな部分に関してもきちんと業務を遂行したいと考えるため、きっちりと担当分けをして指示を出すことが考えられます。
このような状況に長く置かれると、指示を待って業務を行うことへの慣れが生じてしまうでしょう。

意見を発言しづらい雰囲気・環境

社内の雰囲気が意見を言いづらい場合、指示待ち人間になる原因となることも。
先輩から仕事を押し付けられたり「意見を言っても聞いてもらえない」ような雰囲気があるとどんどん受け身になり、指示待ち人間になってしまう傾向があります。
指示待ち人間に悩む皆さんの職場の雰囲気はどうですか?
一度職場の雰囲気を見渡してみましょう。

もちろん周囲の環境によってのみ指示待ち人間が形成されるわけではなく、本人の意識が原因となることもあります。
仕事に対しての目標やマインドによって受け身の状態になってしまうことも。

「指示待ち人間」が周囲に及ぼす影響とは

忙しい業務の中で、このような指示待ち人間がいると生産性の低下、周囲のモチベーション低下など悪影響を及ぼしかねません。
きちんと理解し対処することで、周囲への悪影響を阻止していきましょう。

業務の生産性低下

指示待ち人間がいることで周囲への影響は計り知れないものになる場合があります。
特に指示待ち人間に指示を与えその状況やチェックをする人は、仕事の時間を大きく奪われることにもつながります。
自主的に動ける人と違い、細かな作業内容の指示が必要となるため、わざわざ新しい仕事を見つけたり教える側の業務が増えてしまうこともあります。

周囲のモチベーション低下

給与にあまり差がない職場であったり、頭を悩ませながら自主的に考えているそばで、上からの指示の元簡単な作業だけを指示のあった範囲で任されてる人を見るとイライラしますし、
「こんなに頑張っているのにあの人は‥」というような不満が出てきます。
給与にあまり差が出ない職場ならなおさらですよね。
もちろん自主的に動く人は、周囲からの評価も高くその分仕事を任されるでしょう。
しかし気持ちの良い環境ではないと言えます。

指示を出す側の評価もダウンしてしまう

上司が指示待ち人間の教育や活かし方をうまくできなければ、マネジメント能力の評価が下がってしまいます。
彼らの特性を活かして、継続的に上手な使い方ができれば問題ありませんが、この問題に頭を悩ませる上司は少なく無いでしょう。
先述したように、指示待ち人間によって周囲の不満やモチベーションが下がれば、その点においても上司のマネジメント評価が下がってしまう可能性があります。

指示待ち人間から脱却する方法

それでは、指示待ち人間から脱却させるにはどうしたらいいでしょうか?
ポイントは以下の4点です!

1.業務背景を理解させる

まず、仕事を頼むときに「業務の背景」を理解してもらいましょう。

指示がないと動けない人は、割り振られた業務の表面部分しか見えていません。
なので、仕事をお願いするときに業務の背景を伝えることが重要です。

具体的には「その業務が必要な案件・プロジェクト」「その業務が、どのような結果につながるのか」です。

「〇〇に該当する顧客のデータを今日中にまとめておいて。」

とだけ言われるよりも

「〇〇に該当する顧客のデータをまとめておいて。
**の案件で目標数値まであと少しだから、明日の会議でターゲットごとに戦略を詰めるのに参考にしたいんだ。」

と言われた方が、期日やどの程度の精度が必要になるかが見えてきますよね。

自分の役割を認識できて、モチベーションも上がります!

2.自分で考える癖をつけさせる

次に、自分で考える習慣をつけさせましょう。
考える習慣を身につけることで、指示がなくても自主的に動けるようになります。

例えば、仕事を任せるときに、仕事の背景と目的を理解させた上で、「どのように進めるか」はある程度本人に任せたり、部下から「どうしましょうか?」と丸投げの疑問を投げかけられたときに「どう思うのか」を逆に聞いてみたりしましょう。

仕事をお願いするとき以外では、会議やプロジェクトの計画立案から参加させてみることも、仕事について考えるいい機会になります。

ここで大切なポイントは、あなたが相手に完璧を求めないことです。
あなたの指示待ち人間になっている部下は、失敗を恐れて自主的に動くことを避けているのかもしれません。
積極的に考えるようになってもらうためには、相手の考えが自分と違ったとしても、責めたり頭ごなしに否定しないようにしましょう。
相手を萎縮させるような態度は厳禁です。
自分の考えの方が適切だと思うときは、まずは相手の話を受け入れて、そのあとにあなたの考えを説明して理解してもらいましょう。

3.疑問・意見を伝えさせる

疑問や意見を伝える習慣を身につけてもらうことも大切です。
職場で主体的に動くときは必ず「報連相」、つまり周囲に意見を伝える必要があるからです。

業務を進めていくときに限らず、会議で疑問点や意見がないか聞いてみることも自分の考えを発信する場になりますよ。
会社の中には、社員が順番に朝礼でスピーチをして日頃から自分の意見を発信する訓練をするところもあります。

考えを伝えることに慣れてもらい、自主的に発信することに自信を持ってもらいましょう。

4.スキル不足を解消させる

最後のポイントは、スキル不足の解消です。
スキル不足を解消することによって、指示がないと動けない状態だった人も自信を持って行動できるようになります。

「これくらいできるだろう」と思わずに、部下の「できること」「できないこと」を見直してみましょう。
ここで大事なのは、「できないこと」を「できること」に変えることだけではありません。
「できること」の精度をさらに上げて、自分のスキルに自信をつけてもらうことも重要です。
自信を持つと「できること」について自分で考えて行動できるようになります。

「できること」を完璧にする
 ↓
「できないこと」を「できること」にする
 ↓
「できること」を完璧にする

これを繰り返していきましょう!
実際に業務をさせて訓練してもいいですし、研修を実施しても効果的です。
スキルのある人をお手本にして観察してもらうことも、スキル不足解消に役立ちます。

指示待ち人間を増やさないために

新入社員は指示待ち人間になる要素が揃っている!?

今いる指示待ち部下の指導がうまくいったとしても、また新たに指示待ち部下が誕生してしまう可能性があります。

それは新入社員です!

面接ではやる気に満ち溢れていて会社の戦力として活躍できそうに見えても、内定者は実際にはあなたの会社を経験したことがありません。
あなたが社内で当たり前だと感じることも、その人にとっては違うかもしれないのです。
会社が目指しているものが見えていなかったり、社内のコミュニケーションが取りにくかったりすると、あっという間に自ら動けない人になってしまいます。

日本の上司は忙しい

ただ、日本では「上司」の立場にある人のほとんどがプレイングマネージャー。
つまり、周りを見るべき上司が自身の業務に追われて、部下とコミュニケーション不足になっているのです。

平成26年の厚生労働省の資料では、企業の人材育成上の課題として「業務が多忙で、育成の時間的余裕がない」が60%を超え、近年の管理職に不足している能力・資質として「部下や後継者の指導・育成力不足(傾聴・対話力)」が61.7%と高い割合を占めています。

<参考文献>
厚生労働省 “人材育成の現状と課題 第3節”(平成26年版 労働経済の分析)
https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/14/dl/14-1-2_03.pdf

人手不足が深刻化している日本では、この状況を改善するのはなかなか難しいと思われます。

自身の負担を抑えるためにも、今いる周りのスタッフの手を借りながら対策を打っていきたいですよね!

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マニュアルに沿って他のスタッフの意見を聞いてみたり、採用活動の一部を任せたりすると、あなたの負担減にもなり、仕事もスムーズに進められるようになりますよ!

みんなが自主的に動くイキイキとした職場を作るために、まずはあなたが動き始めてみましょう!

 

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