
こんにちは。ナインデザインのライター担当の田中です。
ちょうど本日、地元デパート「鶴屋」の女性スタッフの制服廃止がニュースになりました。
LGBTQの理解が進み、制服を廃止する会社・お店が多くなってきました。
女性・男性の性差無く仕事に取り組めるように、という理由です。
働く女性の服装問題。
それは「制服」が問題だったのでしょうか?
今回は、働く女性の服装について考えていきましょう。
スカートの強要はNG?女性の制服
女性スタッフの制服といえば、膝丈のスカートが思い浮かびますよね。
しかし性別の関係や生理などの事情、体型のことなどから「スカートを履きたくない」と考える方も多くいらっしゃいます。
最近は、制服の中でもパンツ・スカートを選べられたり、上だけ制服で下は自由、という会社も多くみられます。
医院などは上のスクラブだけ制服でパンツは自由、という話も良く聞きますね。
まだスカートしか用意していないという会社さんは要チェックです!

働く女性の6割以上が制服派
本当に働く女性は「制服が嫌い」なのでしょうか?
実際には「制服がいい」という方が6割、「私服がいい」という方は4割という割合でした。
世の動きと反対の結果に驚きましたが、「制服派」の多くの意見は「仕事服を考えるのが面倒」「仕事用の服を揃えなければいけない」というもの。
確かに、女性の仕事着といえばオフィスカジュアル。スーツほどかしこまっていない、コンサバ系の服装。
毎日同じ服を着るわけにもいかず、仕事服が嵩張ってしまったり毎日組み合わせを考えたりと、無駄な時間が増えてしまいますね。
「適切な服装」の基準が分からない!
規則によくある「華美でない格好」「仕事に適切な服装」という言葉。
働く側もなんとなくしか分からない、ましてや求職者にとっては試練でしかありません…。
オフィスカジュアルって言葉もよく聞くけれど、なんとなくボンヤリと思い浮かぶ程度の認識ですよね。
それならいっそ制服やスーツなど、着る服が決まっている方が求職者にとっても応募ハードルが下がるのかも知れません。
女性用のカジュアルスーツがなかなか売っていない!
これは私が前職で感じたことですが、女性用のスーツをリーズナブルに売っているお店が少ないんです。
もちろん、きちんとしたスーツ屋さんはたくさんあるのですが、「簡単に羽織るだけのジャケット」「夏にガンガン洗えるお手頃なウォッシャブルスーツ」はほとんど見かけることはありませんでした…。
男性はほとんどがスーツでのお仕事。
それだけスーツの需要があり、どのお店でもジャケットを見かけるため(いいなぁ)と思っていました。
意外と知られていない事情なので、こっそりお伝えいたします。
大事なことは「性差を無くす」ことではなく「最新の女性の意見を聞き入れること」

女性をとりまく仕事着問題は、制服・スーツ・オフィスカジュアルとどれを選んでも必ず出てきます。
重要なことは、毎年必ず意見を聞くことと、改善すること。
制服がいやなのではなく、丈が短いだけかもしれないですし、スーツがいやなのではなくジャケットが暑いだけかもしれません。
「性差を無くす」ことだけに捉われず、働く女性の本質をみて改善しましょうね。
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