
今や当たり前になっているオンラインでのコミュニケーション。
採用活動においても8割以上の企業がオンライン面接や説明会を取り入れています。
その際、求職者を見極めることばかりに意識がいき
「自分が求職者からどう見られているか」を蔑ろにしていませんか?
「慣れているし自分は大丈夫だろう」とお思いのあなたこそ、
この機会に見直してみましょう!
印象の悪さは内定辞退につながる
エン・ジャパン株式会社が行った調査によると、約3割の学生が
「担当者の対応が悪かった」
「面接官の行動や態度が悪かった」
ということを理由に内定辞退を決めています。
せっかく良い人と出会えたと思っても
こういった理由で内定辞退をされるのはとても勿体無いですよね。
好印象は作れる!
皆さんは「メラビアンの法則」をご存知ですか?
コミュニケーションにおいて言語・聴覚・視覚から受け取る情報がそれぞれ異なった際、
言語情報が7%、聴覚情報が38%、視覚情報が55%の影響があるとした心理法則です。
話す内容以上に「目から得る情報=表情やジェスチャー」が与える印象に大きな影響を及ぼしているということです。
つまりこの「目から得る情報」を意識することで、相手に与える印象は格段に良くなるともいえるんです!

オンラインでの対話で大切な2つのポイント
前のめりで聴く姿勢
特に相手の話を聞くときは、口角を上げ、アイコンタクトを心がけましょう。
また対面の会話の1.5倍はうなずき積極的に反応を返し、
話し手側が「話しやすい雰囲気」を作ることが大切です。
それは話し手にとっての好印象にも繋がりますよ。

特に求職者の話を「聞くこと」が多い面接の時間。
普段から前に立ちお話をする機会がある方ならお分かりかと思いますが
聞き手の
・相槌、リアクションがない
・どこを見ているのか分からない
こんな状態だと「聞いているのかな?興味ないのかな?」と不安になりませんか?
年上の方に話すことに慣れていない学生なら尚更です。
話し手側の気持ちを忘れず、前のめりの姿勢で傾聴をしていきましょう!
画面の角度、照明を整える
カメラは目線の高さがベストです。
カメラ位置が目線よりも下にあると顔が暗く写りやすく、威圧的な印象にもなります。
また、照明(光)も重要なポイント!
意識をしないと暗く写ってしまうことが多いので、部屋の照明や自然光で光を補い
顔が明るく映るように調整しましょう。
ただし、光が背後から当たると逆光となってしまうので要注意です。

さいごに
オンラインでのコミュニケーションを苦手に感じていらっしゃる方も多くいらっしゃると思います。
ですが「ほんの少しの心遣いや工夫」で印象も格段にアップするんです!
また、印象が良いと相手も話しやすくなり、コミュニケーションの質の向上にもつながりますよ。
出来ることから取り入れて、会社・医院の印象アップを目指していきましょう!