
こんにちは。取材・ライター担当の田中です。
求人を出すときは「前職はこんなお仕事の人がいい」「この仕事の経験者が理想」など、いろいろ考えますよね。
「事務職」や「SV」、「コンサルタント」など、様々あるかと思いますが、ここで私から「意外と狙い目な職業来歴」をご紹介します!
1.保険営業職
損害保険・生命保険とありますが、特に狙い目なのは「国内生保」です。というのも、私自身が前職で生保営業職だったこともあり、実情をお伝えしやすいのです…。
国内生保の営業、いわゆる「保険屋さん」と呼ばれているお仕事では、新卒と既卒で大きく部署が分かれています。そのなかでも、新卒部署は一気に数十人と新入社員を入れており、どんどん若い人が入ってきます。一方で退職者が多いことも現状…。
「もう営業はしたくない!」
「でも事務職の経験がないから転職が難しい…」
そう言って悩む人が多いのです。
生命保険の営業職には、以下のスキルがあります。
- 営業スキル(特に新規!)
- お客様との信頼関係構築
- 売上や数字目標の意識
- 接遇やビジネス会話のノウハウ
- ファイナンシャル関係の知識
- 精神力の強さ
生保会社は、国内屈指の大企業。
初期研修はバッチリなので、最低限のビジネススキルについては問題ありません。
ちなみに、現場営業はほぼ全員女性です!
あなたの会社にも、いかがでしょうか?
実際に在籍していた私が胸を張ってお勧めします!(ちょっと変わった人が多いかもしれません…)
2.銀行員
地方においては公務員と並んで人気の職業ですが、意外と辞めてしまう方が多いんです。
お仕事の忙しさやノルマ・プレッシャー、上司との折り合い、遠方への転勤など…かなりハードな職業。
特に女性行員さんは、子育てとお仕事の両立がとても難しく、ご両親のサポートがないと正社員として続けづらいのが現状です。妊娠・出産を機にパート行員さんになる方も多いです。
とはいえ、銀行を退職した方の多くは「仕事自体は好きだった」「お金に関わる仕事をまたしたい」とお話ししています。
こちらも保険営業員と同じように、「銀行員業務以外の経験がない」がゆえに転職に悩んでしまう方が多くいらっしゃいます。
- ファイナンシャル知識(法人関係が特に◎)
- 税制や経理知識
- 飛び込み営業のスキル
- 接遇・ビジネス会話のノウハウ
- お客様との信頼関係構築
など、他では得られないようなファイナンシャルに特化したスキルを持っています。
銀行員の中には「外資保険への引き抜き」が多くあります。
そこへ行かずに退職した人は、きっと「営業以外のお仕事」をしたいと考えている方です。
ぜひ、積極的にお声かけしてみてください!
3.ウェディング関連
ウェディングプランナーや営業担当の方々は特に狙い目!
ウェディング関連のお仕事は土日勤務が多く、「子どもの休みに合わせたい」という理由で退職をする方が多くいらっしゃいます。
退職後にどこへ進めるのかが分からずとりあえず的にお仕事を探してしまい、スキルを活かせない職業に…。
せっかくのスキル・知識がもったいないですよね。
ウェディング関連の方々は、接遇のプロフェッショナル。
お客様と接する仕事の中に一人接遇のプロがいると、新人育成において安心ですよね。
- 接遇マナーの知識・スキル
- お客様との信頼関係構築
- 売上・数字目標の意識
- スケジュール管理能力
- お客様への提案力
などなど、特有の知識・スキルを多く持っている方が多いウェディング関連職。
昨今のご時世もあり、退職をする方も少し増えているようです。
あなたの職場に、接遇のプロフェッショナルはいらっしゃいますか?
もしお探しでしたら、ウェディング関連で絞ってみてはいかがですか?
ターゲットは広げず、絞る!
ほしい人材と出会えないときには、
「人と話すことが好きな人大歓迎」
「インセンティブで給与をあげたい方におすすめ」
という書き方から、一歩踏み込んで前職にも言及してみましょう!
「元保険営業や元銀行員のあなた、大歓迎!」
「ウェディングやホテル関係のお仕事をしていた方、そのスキルを活かせます!」
どうですか?
あなたがその職業の人だと「ここなら必要とされるのかも」と思いませんか?
大事なことは「あなたが活躍できる職場である」ことを伝えること。
今回挙げた3つの職業を退職した人は「自分が活躍できる職場を探している人」が多い傾向があります。
ぜひ、狙い目として覚えておいてくださいね。
ターゲットやペルソナ、募集要項の書き方などについては、ナインデザインがご用意している「求人採用マニュアル」にて詳しく記載しています!
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