
自社に合う人を選んで採用するべきなのはわかるんだけど…
「そもそも、選べるほど応募が来ない!」
こんなお悩みはありませんか?
原因は、求職者が望む職場環境を提供できていないからかも。
彼らは一体どんな職場で働きたいと思っているのでしょうか?
今回は、ニーズを満たして応募をゲットするやり方についてお話しします。

職場環境を充実させて競合他社から一歩リード!
御社の強みは何ですか?
初めに思いつくのは、給与・休日・有給取得率などの条件面ですよね。
でも、強みと言えるのは条件だけではないんです。
それは働く環境。
世の中の求職者は、
「ここは譲りたくない!」という基準を誰しもが持っています。
トイレのウォシュレットや、休憩室の有無、制服か私服か、Wi-fiが使えるかどうかなど、経営者にとってはそんなことで?と思ってしまうようなこだわりがあるんです。
そのこだわりを満たしてあげられると、給与水準・休日の多さなど、条件で争わなくても応募先の候補に入ってきます。
競合がまだ取り組んでいなければ有利になりますし、現スタッフの定着率も上がる可能性があるのでおすすめです。
求職者が応募したくなる働き方の例3選
テレワーク可能
コロナ禍でテレワークが一気に日本中に広がりました。
もちろん、仕事内容によっては在宅が難しい職種もありますが、デスクワークで外部とのコミュニケーションを必要としない職種であればテレワークを検討してみてはいかがですか。
弊社でも状況に応じて完全テレワークでの勤務が可能です。
2年間、テレワークを続けてみて感じたメリットとしては、
- 通勤がないので一日の自由時間が1〜2h増え、QOLが高まる
- 出勤するために必要な衣服・化粧品・靴などの消耗品を節約できる
- 昼食を準備する必要がない
など、時間と金銭面での嬉しいポイントが多くありました。
もちろん、デメリットもあります。
- 同僚とコミュニケーションが取りづらい(摩擦が起こりやすい)
- 人との会話が減り、気分が落ち込みがち
- 会社というチーム感が薄れる
個人的な所感として、ひとりで黙々と作業をする職種は必然的にテレワークに向いている人が集まりやすい、と感じています。
そのような人材はテレワーク可であることが転職の条件に入っている可能性があります。
導入にはコストもかかり仕組みも整える必要があります。
ですが、オンライン化はこれからも進んでいきますので、ここはひとつ検討してみてはいかがでしょうか?

託児所
御社には、従業員が利用できる託児所はありますか?
実は子育て世代には、働きたいけど働けないお父さん・お母さんが多いんです。
本当は正社員で復帰したい…でも子どものお迎えやもしもの時職場に迷惑がかかるかも…と踏み出せない気持ち、お子さんがいる方なら共感できるのではないでしょうか。
子育て世代と一口に言っても、20〜50代と働き盛りの世代がほぼ当てはまります。
丸ごとターゲットにできれば一気に人材確保がすすむ可能性も。
子どもの悩みが解消できればもっと働けるのに…
そんなお父さん・お母さんに救いの手を差し伸べましょう。
託児所には単独設置・共同設置/単独利用・共同利用などさまざまな形があります。
現スタッフの希望や会社の状況に合わせて検討してみてくださいね。
実は、弊社クライアントにも社内託児所で多数の人材を確保している企業があります。
まだまだ導入している会社が限られているので、競合他社を引き離せるかもしれませんよ。
昼食補助
最近の福利厚生で圧倒的に人気なのが、昼食補助です。
お昼ご飯の準備って、すごく大変じゃないですか?
私は朝少しでも長く寝ていたいタイプなので、お昼ご飯はコンビニで買うことが多いです。
独身の方の中には、同じタイプの人は多いのではないでしょうか。
毎朝お弁当を作ったり、カップラーメンや冷凍食品を書い置きしたり、外食したり…どんな形であっても時間とお金がかかりますよね。
そんな社員が喜ぶ福利厚生が、昼食補助なんです!
補助と聞くと「社員食堂を作らないといけないのか」と思ってしまいますが、企業によって形はさまざま。
- 設置型…専用の冷蔵庫にサラダやおかず、お弁当が配達される
- チケット型…飲食店で利用できる電子マネーや食事券を配布
- 福利厚生代行サービス…加入すれば特定のチェーン店・飲食店で割引を受けられる
- お弁当配達…会社が契約し、毎日必要な分だけお弁当を配達してもらう
少し調べただけでもこんなに沢山の形態があるんです。
会社の人数や仕事のスタイルに合わせて選んでみてくださいね。

番外編:生理休暇
先日、弊社ブログで生理休暇に関する記事がアップされました。
生理中の体調不良が辛い方にとっては、休暇の有無が働き方に大きく関わってきます。
経営者の大半は男性。
表立って生理の話をするのはタブーのような空気がまだまだありますし、男性から気軽に聞くのも憚られますよね。
今ニーズがあるかどうか分からなくても、制度をそっと整えておくことで救われる女性がいるかもしれません。
まとめ
求職者が喜ぶ職場環境についてお話ししました。
新しいことを始めるのも大切ですが、すでに当たり前になってしまっている社内制度はありませんか?
もしかしたら、求職者が求めている働き方かもしれません。
会社の強みを棚卸しして、応募数アップのためガンガンアピールしていきましょう!