
こんにちは。ナインデザイン新卒入社の牛川です!
就活をする中で企業の第一印象を決めるのが「会社説明会」。
企業のホームページから会社概要や事業内容は大まかに理解できても、
会社の雰囲気や実際に働いている方の様子などは インターンなどに行っていない限り
わかりません。
今回は就職活動における「会社説明会」について、就職活動の際に感じたことを学生目線でお話しします。
説明会の方法による、感じ方の違い
オンラインでの説明会も増えたいま、一言に会社説明会といってもさまざまな方法があります。
対面での説明会
企業の「情報」を受け取ることに関してはオンライン説明会と変わりありませんが、
やはり企業側の「熱量」の伝わり方は対面に敵うものはないと思います。
また、会社の雰囲気や言葉にできない「温度感」も一番伝わります。
オンライン(zoom)説明会
気軽に受けることができるため、多くの企業と出会うチャンスが増えたように感じます。
移動費もかからないので、学生のお財布にも優しいです(泣)
ですが、
・企業の方の『表情』が見えない(何人かが同じモニター越しに映っている)場合
・学生がカメラオフでの参加
だとお互いにコミュニケーションが取れず「説明をただ聞き流すだけ」の学生も多くなるとも感じます。

ライブ配信 / オンライン
youtubeやInstagramで説明会をライブ配信している企業も最近多く見かけます。
企業が学生の質問(コメント)を拾い、それに答えていくQ&A形式などもよく見かける方法です。
メインの会社説明会とは別に、サブの説明会の場として設けられている場合が多く、
説明会のかっちりとした雰囲気では聞きづらいことも気軽に聞ける場だと感じます。
録画配信 / オンライン
あらかじめ録画されてある会社説明の動画を視聴するものです。
直接質問はできませんが、好きなタイミングで視聴できるので効率よく情報を得られます!
必要な箇所だけ繰り返し試聴するなど、自分のペースで視聴できるところも良いですよね。

「伝えること」と「知りたいこと」に相違があると
私が実際に説明会を受けたある企業は、会社説明の代わりに社員の方が ”自分の夢をプレゼン” してくださいました。(4名×30分のものすごいボリューム!)
ですが説明会終了後は、「熱い会社だったな」というイメージだけで、
「具体的にどのような業務をするのか」など肝心の部分が分からない状態でした。
プレゼンの時間が長いぶん質疑応答の時間は5分ほどしか無く、疑問が残ったまま説明会が終了したのを覚えています。
「説明会で伝えること」と「学生が本当に知りたいこと」に相違があると
せっかく興味を持った学生も応募を決める要因が揃わず、
応募をしない、または 応募しても後々ミスマッチに気づいてくるようなことが起きると思います。
最後に
学生と企業の両方に有益な説明会にするためにも、
まずは「学生は何を知りたいのか」を知り、適切な内容と方法で説明会を行うことが大切だと感じています。
「〇〇職といっても、具体的にどのようなことをするか?1日の流れは?」
「社長(トップの方)はどのような思いのもと事業を始めたの?」
「その仕事は誰の役に立ち、何に繋がる仕事なの?」
企業目線では当たり前になっていることも、
学生にとっては企業を選ぶ上で重要な情報なのかもしれませんね。