
ナインデザイン制作部の巻です。
採用活動の中で良い人材と出会い、めでたく内定が決まりました。
「よし、採用は終わり!」…そう思っていませんか?
実は、内定後〜入社前のフォロー次第で、新入社員がスタートダッシュできるかどうかが変わります。
今回は「求人採用パーフェクトマニュアル」の抜粋に加えて、弊社が実際に行っているフォロー方法をご紹介します。
採用活動コンプリートまであと少しです!
参考にしていただき、入社と同時に最高のパフォーマンスを発揮してもらえるよう頑張りましょう!
フォロー方法① 意見を求める/進捗を確認する
「あなたならどうする?」で自分ごととして捉えてもらう
まずは、業務に関わる意見を求める方法です。
商品化している案件や実際にあったトラブル、社内で行われた議論などを事例として挙げ、
「あなたならどう対応するか?」「あなたならどんなアイデアを出すか?」と課題にします。
用意しづらい職種もあるかと思いますが、その場合はできる範囲で問題ありません。
新しい仕事に触れる環境を作ると、業務に慣れるまでの期間を短縮できます。
未経験の人材であれば、より効果を発揮するでしょう。
「採用活動の改善点」を聞いてみるのもひとつのテクニックです。
求職者の立場だからこそ気付く問題があるかもしれませんよ。
注意点:求職者の都合に合わせて適切な量を見極める必要があります。
退職(卒業)から入社までどのくらいの期間があるのか、個人の都合などを汲み取って相談しながら決定しましょう。
進捗確認でコミュニケーションが生まれる
課題を出したら、定期的に進捗を確認しましょう。
締め切りまで放置は禁物です。
方向性は合っているか・都合が変わり完了できない・分からない部分があるなど、
あなたの知らないところで不安を感じているかもしれません。
定期的にこちらから連絡を取り、課題へのフィードバックを行いましょう。
「きちんと見てもらっている」安心感や信頼感につながります。
また、一緒に仕事をしているような感覚が会社の一員であるという意識を芽生えさせます。
フォロー方法② 会社のイベントに招待する
少しハードルが上がりますが、会社イベントに参加してもらうことで社員との距離が縮まります。
現在はコロナ禍で控えているところも多いので、オンライン会議など全員が集まる場に招待するのもオススメ。
社内の空気感やどんな社員がいるかを知ってもらいましょう。
事前に知れると、入社までの心の準備がしやすくなります。
注意点:イベントでは新入社員を歓迎する気持ちを表しましょう。
早く馴染めるような空気づくりをおこなうことで、会社へ好意的な気持ちが生まれます。
フォロー方法③ 連絡ツールに招待する
弊社では、業務外で使用している連絡ツールに招待して社内の様子を共有しています。
社員が話している内容は様々です。
- 急なお休みの連絡
- 会社の前に猫がいた
- 社員の子どもの様子
- 出張中の風景写真
イベントと同様、社内の雰囲気を知ってもらうことでスムーズに仲間になれる狙いがあります。
連絡ツールは普段のやりとりを見ることができるので、入社後のイメージがつきやすいですね。

まとめ
いかがでしたか?
内定が決まると、企業も求職者も安心してしまってコミュニケーション不足になりがちです。
特に求職者は入社までの期間が長くなるほど不安になってしまいます。
きちんとフォローを行うことで、安心を与えられるだけでなく円滑なスタートを切ることができます。
企業にも新入社員にもメリットがある方法なので、ぜひ今後の採用活動でお試しください。