
ナインデザインのライター担当の田中です。
ちょうど先日、もらい事故に遭ってしまいました。(無傷です!)
私は偶然にも前職が保険会社の営業だったため、どう対応すべきかどこに電話をすべきかなど全て把握しており、慌てることなく事なきを得ました。
しかし相手(加害者側)はどう対応すべきかあまり分かっていないようでした。
保険に関わる情報やいざというときの対応って意外に知られていないですよね。
新卒入社の方々は、右も左も分からない状態です。
今回は、そんなあなたの社員さんのお役に立てるよう、少しだけ保険のお話をします!
「保険料優先」で補償は大丈夫??
マイカーを買ったばかりでお金は節約したい。
そんな新入社員は「保険料は安くていいよ」と言われがちです。
自動車保険のプランはある程度決まっているので、保険料を安く抑えようとすると、各種オプションを外されてしまいがちになります。
入るときは「いらないかな?」と思われてしまうオプション。
実は、いざという時にあなたを守ってくれるかもしれません。
保険を安く抑えたい方に、逆に付けて欲しいお勧めオプション
社員さんが自動車保険に悩んでいるときに「付けときなっせ!」とアドバイスをしてほしいのはこちらのオプションです。
・レンタカー費用
・弁護士費用
では、このオプションの何が優秀なのでしょうか?
これからご説明します!
レンタカー費用〜明日突然車が無くなったら?〜
レンタカー費用のオプションがあると、保険会社を通じてすぐに代車を用意してもらえます。
1日○円、のように日数に応じてレンタカー代も貰えるため費用も気にせず、車のあるいつもの生活を過ごすことができます。
都心部以外の、交通が不便な地域では車がないと日々の生活にも困りますよね。
加入時にはプラスの費用になりますが、いざと言う時に付けていると数万円の補助金になるんです。
私はケチってこのオプションを付けていなかったため、毎日原付に乗っています。とても寒いです。
弁護士費用〜もらい事故では自分が相手保険会社と交渉しないといけない〜
自身に全く過失のない「もらい事故(例:信号待ちでの追突、信号無視での追突など)」では、責任割合がゼロになります。
被保険者が責任割合ゼロの際、その保険会社は相手の保険会社と交渉できないシステムになっているんです。
私のケースでは、私は責任割合ゼロのため私が相手保険会社に交渉しなければならない状態になっています。
そこで重要になるのが「弁護士費用」のオプションです。
このオプションを付けていると、弁護士に無料で交渉依頼ができるんです!
(保険会社によって限度額があります)
私はこのオプションを付けていたため、加入している保険会社を通して弁護士に交渉依頼をすることができました。安心!
プロを相手に交渉するのは難しいです。
特に、ドライブレコーダーが付いていない・目撃者がいない・責任割合でもめている、などの場合は諦めてしまう人も多いかもしれません。
交渉の際の資料が漏れていたりうまくいかなかったりすると満足いく修理代金をもらえない可能性があります。自身で対応をするため時間も手間もかかってしまいます。
こちらも加入時にはプラスの金額にはなりますが、いざというときは金額面・時間面・精神面と多方面で支えてくれる心強い味方になります。トータルでみるとお得ですよ!
事故に遭った人のうち、3人に1人はもらい事故!
もらい事故に遭う人って結構多いんです。
ナインデザインでも聞いてみたところ9人中3人がもらい事故に遭っていました(ちょうど3人に1人!)
「弁護士」は裁判沙汰になって依頼するモノ、というイメージがあるかもしれませんが、実は身近なところで依頼をする可能性も高いんですね。
あなたの大事な社員さんを保険で守ってあげましょう!
今回は自動車保険についての豆知識をお伝えしました。
事故は突然起こります。
あなたの大切な社員さんが事故に遭ってしまった時でもきちんと守れるように、保険の知識をしっかりお話していただけると関係者としてとても嬉しいです!
今後の新人研修の際には、ぜひ保険の説明の場もご用意してみてくださいね。
これも立派な福利厚生の一環になりますよ!