
こんにちは、ナインデザイン保守管理を担当しております、中山です。
過去、介護職の求人倍率やなぜ採用が難しいのかというのをご紹介させていただきましたが
今回は、求職者は何を重要視して求人を選んでいるのかというのをご紹介したいと思います。
求職者が何を重要視しているのかを把握することで、採用も円滑に進められる要素の1つになれればと思います。
過去の記事はこちらよりご覧ください。
新卒者が就職にあたり重要視していること
(公財)日本生産性本部と(一社)日本経済青年協議会が2014年6月に公表した「平成26年 度新入社員『働くことの意識』調査」によると
- 自分の能力、個性が活かせるから」(31.4%)
- 「仕事がおもしろいから」(21.5%)
- 「福利厚生が充実しているから」(10.2%)
- 「技術が覚えられるから」(8.9%)
以上のように仕事に対する意欲が強く、仕事の内容面やどういう技術やスキルが得られるのか
というのを具体的にアピールする必要があります。
転職者が就職にあたり重要視していること
(公財)介護労働安定センターの「平成25年度 介護労働実態調査」によると
- 「働きがいのある仕事だと思ったから」(40.4%)
- 「やりたい職種・仕事内容だから」(40.0%)
- 「資格・技能が活かせる仕事だから」(38.7%)
正社員(正職員)では、仕事の内容や自分の持っている資格や技能を生かせる仕事かどうか
というのを重要視している印象です。
新卒者同様に、仕事の内容をより具体的に、またどのような資格やスキルが活かせるのか
というのをアピールする必要があります。
また、アルバイト・パート(非正規職員)では
- 「通勤が便利だから」(44.5%)
- 「労働日、労働 時間が希望とあっているから」(38.2%)
上記の回答も多くあり、アクセスの良さや労働時間(日)などの条件も具体的に
アピールすることで応募が増える効果が期待できます。
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11600000-Shokugyouanteikyoku/0000124119.pdf
引用:平成26年度介護労働実態調査(厚生労働省)
具体的にどういうアピールをすればいいのか
ではどういう風に仕事内容や活かせるスキル、得られるスキルを求職者にアピールすればいいのか
それは求人の書き方を変えるだけでも大丈夫です。
以下では悪い例を交えながら、どのように書けばいいかご紹介させていただきます。
仕事内容について
仕事内容を簡素に書かれている方は多くいらっしゃると思います。
例としては
住宅型老人ホームにおける介護業務全般
介護業務 ・入浴、食事、排泄等の介助やレクリエーション等
などが挙げられます。
上記でも紹介した通り、より具体的に書いていただく必要があります。
介護業務 ・入浴、食事、排泄等の介助やレクリエーション等を行なっていただきます。
他にも〇〇〇〇も行なっていただく場合があります。
新卒の方、また経験の少ない方には、研修を準備しており、また先輩が一から丁寧に教えますので安心ください。
資格取得支援制度もあり、経験のある方はキャリアアップを目指すことができます。
こちらのように仕事内容を含めつつスキルや資格についてアピールすることで応募への効果も高まります。
まとめ
求人採用を始める前に、求職者がどんなことを重要視しているかなど
事前の調査など、下準備をすることは非常に重要です。
どういった人が欲しいのか、何人欲しいのかなど、求人採用は慎重に進めましょう。